
A5判 横書き 230ページ
ISBN978-4-86616-113-6 C3011
本体価格2,800円(+税) 税込み3,080円
ちゃんと治るセラピーをはじめよう!
本書『ブリーフセラピー入門』は,多様なアプローチからなるブリーフセラピーの基本と各種手法,現場ごとでの利用方法を詳しく解説したものです。医療・心理・福祉・教育など多くの現場で利用されているブリーフセラピーを知る最初の1冊としても,ベテランが新しい臨床を始めるときの手がかりとしても使える本となりました。
無知の姿勢や解決志向,円環的因果論など,現在の対人支援の土台ともなっている考え方の多くは,ブリーフセラピーから生まれてきました。多くの援助者が利用でき,短期間に終結し,高い効果があることを目的にしたブリーフセラピーは,対人支援の当たり前の技術として世界で広まっています。このブリーフセラピーを知る最初の1冊として,この本は最適なものになっています。
主な目次
目次
序文 菊池安希子
第1部 ブリーフセラピーの基本
第1章 ブリーフセラピーとは?
坂本真佐哉
第2章 ブリーフセラピーの歴史──背景としてのエリクソンと社会
吉川 悟
第2部 ブリーフサイコセラピーの各アプローチ
第3章 エリクソニアン・アプローチ
津川秀夫
第4章 システムズアプローチ
田中 究
第5章 解決志向アプローチ
田中ひな子
第6章 ナラティヴ・アプローチ
市橋香代
第7章 オープンダイアローグ
長沼葉月
第8章 認知行動療法
大野裕史
第9章 エリクソン催眠
中島 央
第10章 NLP(神経言語プログラミング)
上地明彦
第11章 条件反射制御法
長谷川直実・平井愼二
第12章 EMDR
市井雅哉
第13章 動作療法
大多和二郎
第14章 TFTとEFT
富田敏也
第3部 臨床現場におけるブリーフサイコセラピーの使い方
第15章 病院におけるブリーフセラピーの使い方
植村太郎
第16章 クリニックにおけるブリーフセラピーの使い方
山田秀世
第17章 教育におけるブリーフセラピーの使い方 172
相模健人
第18章 産業メンタルヘルスにおけるブリーフセラピーの使い方
松浦真澄
第19章 司法におけるブリーフセラピーの使い方
菊池安希子
第20章 福祉(行政サービス)におけるブリーフセラピーの使い方
野坂達志
第21章 子ども家庭福祉領域におけるブリーフセラピーの使い方
衣斐哲臣
第22章 コミュニティ支援におけるブリーフセラピーの使い方──訪問が支援になるために
田崎みどり
第23章 開業臨床におけるブリーフセラピーの使い方
金丸慣美
第24章 研究とブリーフセラピー
伊藤 拓
「まとめ」に代えて
児島達美
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