A5判 横書き 224ページ
ISBN978-4-86616-111-2 C3011
本体価格2,800円(+税) 税込み3,080円
(発送は,2021/1/10~です)
編者
田附あえか(筑波大学)
大塚 斉(武蔵野児童学園)
大西 真美(大正大学(2021年度より杏林大学))
大町 知久(北里大学)
協力
平木典子(IPI統合的心理療法研究所)
髙田 治(川崎こども心理ケアセンターかなで)
野末武義(明治学院大学)
家族療法家,中釜洋子先生の論文集です。
心理療法家・中釜洋子。東京大学教授として,統合的心理療法や家族援助・家族療法の分野で多大な功績を残し,多くの臨床家を育ててこられましたが,2012年に急逝。クリエイティブで,切れ味が鋭く,なおかつ温かな人柄が,希代の臨床家として成熟しつつあるときでした。
その早すぎる死は,心理臨床分野の歴史を変えてしまったのではないかと思います。
本書は,膨大な業績のなかから,中釜の教えを受けてきた4人が選りすぐりの論文を集めたものです。
また中釜先生が行ったケースの逐語も収録しました。
まえがきは,平木典子先生。ほか,編者,協力者らによる解説が付されています。
──家族のことをさらに学びたいというモチベーションの源泉は,私の場合,専門家集団はなんと家族に(さらに端的に言えば,なんと母親に)厳しいのだろうという驚きであり,辟易感だった。四半世紀ほど前の事例検討の場で,しばしば味わった思いである。(本書より)
詳細は,弊社HPへ https://tomishobo.com/catalog/ca111.html
目 次
第1部 子どもと家族
第1章 文脈療法の現代的意味
第2章 家族心理学の立場からみた子どものこころの問題
第3章 思春期・青年期の障がい・問題行動と心理療法
第4章 家族における心理的不在のわりきれなさをめぐって
第2部 事例からみるシステミックアプローチ
第5章 夫婦問題(カップル・カウンセリング)の事例研究
第6章 面接室の「内」と「外」
第7章 家族療法における言葉の使い方
第8章 夫婦間不和が認められる事例
第3部 家族療法家を生きる
第9章 気持ちを伝えられない子どもたち――自己開示をためらわすもの
第10章 保護者とどう付き合うか?──家族療法の視点から
第11章 家族の視点からとらえた主体の危機と臨床
第12章 臨床実践のなかで家族はどのように扱われるか――家族療法を謳うカウンセリングルームからの発信
第4部 実際の事例をめぐって
第13章 説き明かし・私の家族面接 初回面接の実際(オリエンテーション~面接)
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