
四六判並製 縦書き 216ページ
ISBN978-4-86616-173-0 C0011
本体2,200円(+税) 税込み2,420円
2023年6月下旬刊行
著者略歴
山﨑 篤(やまさき・あつし)
1964年,福岡県に生まれる。
1995年,九州大学大学院教育学研究科博士後期課程(教育心理学専攻)満期中退(なんとまあ,大学に入学するのに1度,修士課程進学にも1度,博士後期課程進学でも1度と3回浪人をするという反復強迫がある)。
1995年,九州大学教育学部助手を経て,1997年には中村学園短期大学(後に,中村学園大学短期大学部に名称変更)に講師として採用され教師を続けた。准教授になったりもしたが,2021年にはお家の事情で退職。
その一方で,大学院入学以来臨床活動を続け,教師となった後もあちこちでフリーランスの臨床家として活動を続ける。
2013年よりお認め頂き,精神分析的精神療法家を名乗るようになる。
現所属 JPS精神分析的精神療法家センター(正会員)
《かのフロイト先生はロックな人! であった》
19世紀の終わりに突如として現れ,既存の人間観を大きく変えた精神分析はロックな存在です。その精神分析を日本で一番ロックな精神分析的精神療法家が,精神分析のエッセンスをワイルドに語った本が生まれました。
精神分析って,一体何? と思われている人から,心理支援を学びたい人,臨床現場で働く人にまで,誰しもに開かれた最強の精神分析理論の入門書になっています。
精神分析の基本ビートである精神分析的発達論を中心に,自由連想を効かせて論じた一冊です。
詳細は弊社ホームページへ
http://tomishobo.com/ca173.html
目次
はじめに。本書の書き方と読み方について一言
第一部 みんなの精神分析
第一部まえがき まずはご挨拶
第一章 心理支援について、まず
第二章 精神分析とは
第三章 精神分析では何をする?
第二部 精神分析的な発達論
第二部まえがき 精神分析的発達論について、まずひとこと
第一章 妄想-分裂ポジションと抑うつポジションについて
第二章 マーラーらが研究した分離個体化の過程
第三章 エディプス・コンプレックス
第四章 思春期と青年期
第五章 アイデンティティの確立
おわりに、あるいははじまりのおわりに
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