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教育分野における公認心理師の活動のために
基礎から臨床まで心理学を基盤とした支援を学ぶ
教育・学校心理学の入門書
公認心理師は「チーム学校」の担い手として,子ども,教師,保護者と支え合いながら,スクールカウンセリング業務や学校・家庭・地域連携のキーパーソンとしての活動を通して,子どもの心の健康や学校生活の質を維持向上させることが期待される。教育分野で公認心理師として活動するための必須の知識を学ぶ1冊。
2022年に改訂された『生徒指導提要』の内容を反映した第3版です。
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目 次
第1部 基礎編:教育・学校心理学の理論を学ぶ
第1章 教育・学校心理学の意義 (東京成徳大学)石隈利紀
第2章 子どもの発達課題への取り組みの理解と援助 (名古屋大学名誉教授)松本真理子
第3章 子どもの教育課題への取り組みの援助 (九州大学名誉教授)増田健太郎
第4章 スクールカウンセリングの枠組み――何を援助するか (東京学芸大学名誉教授/大河原美以心理療法研究室)大河原美以
第5章 子どもの多様な援助者によるチーム援助 (一般社団法人スクールセーフティネット・リサーチセンター)田村節子
第6章 3段階の心理教育的援助サービス――すべての子ども,苦戦している子ども,特別な援助ニーズを要する子ども (大阪教育大学)水野治久
第2部 実践編:子どもと学校を援助する
第7章 発達障害の理解と援助 (法政大学)小野純平
第8章 不登校の理解と援助 (京都教育大学名誉教授)本間友巳
第9章 いじめの理解と援助 (筑波大学)濱口佳和
第10章 非行の理解と非行をする子どもの援助 (法務省保護局)押切久遠
第11章 学校における危機対応 (九州産業大学)窪田由紀
第12章 学級づくりの援助――スクールカウンセラーの役割を中心に (学習院大学)伊藤亜矢子
第13章 学校づくりの援助 (東京福祉大学)家近早苗
第14章 地域ネットワークづくりの援助 (こども教育宝仙大学)石川悦子
第15章 教育・学校心理学と公認心理師の実践 石隈利紀
編者略歴
石隈利紀(いしくま・としのり)
1950年生まれ。1990年,University of Alabama大学院修士課程・博士課程でスクールサイコロジスト養成のコースを修了。Alan S. Kaufman博士の下,学校心理学でPh. D. (博士号)を取得。カリフォルニア州で小学校のスクールサイコロジスト・インターン,San Diego State Universityで講師を経験し,多文化間アプローチを学ぶ。筑波大学で学生相談室カウンセラー,附属学校教育局指導教員(教育相談担当),副学長理事・附属学校教育局教育長を経て,現在,東京成徳大学大学院心理学研究科特任教授,筑波大学名誉教授,公認心理師,学校心理士スーパーバイザー,ガイダンスカウンセラー。日本学校心理学会理事長,日本公認心理師協会副会長,日本スクールカウンセリング推進協議会理事など。
主な著書:『学校心理学―教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス』(誠信書房,1999年),『(新版)石隈・田村式援助チームシートによるチーム援助入門―学校心理学・実践編』(共著,図書文化社,2018年),『スクールカウンセリングのこれから』(共著,創元社,2021年),『やさしくわかる生徒指導提要ガイドブック』(共編,明治図書,2023年)ほか多数。また日本版WISC-VやKABC-Ⅱの刊行委員。
詳しくは小社HPをご覧ください。
https://tomishobo.com/catalog/ca203.html
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