オンライン（ハイブリッド）講習会／「竹田伸也＋堀　有伸と〈福島県南相馬〉から考える　ためらいの対人援助」 ──「本当にこのやり方で進めてもいいのか？」 「自分の行っている支援は，相手のためになっているのか？」── 企画趣旨：「本当にこのやり方で進めてもいいのか？」「自分の行っている支援は，相手のためになっているのか？」 心理臨床，精神科臨床を始めとした対人援助は，スムーズにいかないことの多い営みです。そして，そこには支援者自身のためらう機会も，ほんの一瞬から長期にわたる煩悶まで，さまざまな時間軸のなかで浮上します。 このイベントでは，精神科医と心理師という異なる立場でありながら，臨床のフロントラインで対人援助に向かう二人の臨床家に，対人援助にまつわる自身のためらいについて存分に語ってもらおうというものです。それぞれのためらいの隙間から差し込む未来へのよりよい対人援助の光をつかみ取り，参加した支援者それぞれが自身のためらいを臨床に向かう勇気づけへと昇華する機会となればと思います。 鳥取大学医学部教授（公認心理師・臨床心理士）の竹田伸也先生と，ほりメンタルクリニック院長（精神科医）の堀有伸先生による勉強会です。 皆さんのためらいも募集します。 今回は，プレ会（2024年11月６日開催／オンライン形式）と，当日会（2024年12月７日開催／南相馬でのリアル講演・対談and/or配信のハイブリッド形式）で行いますので，南相馬でのリアル参加でも，全国どこからでも受けられる配信でもご参加できます。 両日とも見逃し配信もあります。 スケジュール： プレ会　2024年11月６日（水） 19：30～21：00（zoomによるオンライン講習） 当日会　2024年12月７日（土） 14：00～18：00（福島県南相馬市・かしま交流センターor zoom視聴） ※かしま交流センターには駐車場あり。現地参加の定員は30名までとなっています。 ※当日，JR鹿島駅からの送迎あり（講義時間15分前までに着いた方に限る）。 参加費用： 参加費：3,900円（税込） https://tomishobo.stores.jp/items/66cde08b613f7d0f691fd713 （学割）3,200円（税込） https://tomishobo.stores.jp/items/66cde113464e5510d1b9f79d （大学生，大学院生，専門学校生に限ります） ※参加方法： 上のURLから参加チケットをご購入ください。 見逃し配信あり（配信は作業の都合上，講義開催日の翌々日くらいになります） 【参加条件】 臨床心理士，公認心理師をはじめとする心理職，精神科・心療内科医，同領域の医師・看護・メディカルスタッフ，学校・教育臨床専門職，社会福祉士・精神保健福祉士，もしくは各資格の取得予定者（大学生・大学院生）向けのものになります。 【懇親会】 12月７日（土）南相馬市内において懇親会の予定あり。 【主催・事務局】 株式会社　遠見書房 演者紹介： 竹田伸也（たけだ・しんや） 鳥取大学医学部教授（公認心理師・臨床心理士）。「生きづらさを抱えた人が生まれてきてよかったと思える社会の実現」を価値に掲げ，活動を展開している。近年は，失敗や過ちをかわいく伝える手段の研究に励んでいる。 堀　有伸（ほり・ありのぶ） ほりメンタルクリニック院長（精神科医）。東京出身だが，2012年に福島県南相馬市に移住。2016年に開業した。2024年になって有志とハンナ・アーレントの「アウグスティヌスにおける『愛』の概念」を読んで面白がっていた。よく「ナルシシズムではなく自我の確立を」と書いていたのだが，最近は「ナルシシズムではなくて愛を」で良いかもしれない，と思案中。 諸注意： ・ 資料は，用意される予定です。 ・ 後日の見逃し配信の視聴期間は，数カ月可能です。ライブで講義を受けた方も見直せます。 ・ 本講習会の内容をテキスト化し刊行する可能性があります。質問などの発言が原稿化のさい，使用されることがありますので，あらかじめご了承ください。 ・ 本講義をアーカイブスとして後日販売・配信する可能性がございますので，あらかじめご了承ください。 ・ 本講座は，Zoom（オンライン会議システム）を使って行います。Zoomが利用できる環境であることが必須です。接続に関してのサポートは致しかねますのでご容赦ください。 ・ このイベントへの参加の権利を他の方へ譲渡することはできません。また録画や複数で閲覧することもできません。 ・ 本講義は，臨床心理士資格更新ポイントを申請する予定です。見逃し配信でもポイント申請は可能です。