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(本山智敬・永野浩二・村山正治編著)『パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグ──対話・つながり・共に生きる』

3,080円

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A5判並製 横書き 216ページ ISBN978-4-86616-181-5 C3011 本体2,800円(+税) 税込み3,080円 2023年9月刊行 心理的支援の基盤となっているパーソンセンタード・アプローチと,現代社会の精神科支援のあり方に大きな変化を生もうとしているオープンダイアローグには,生まれた時代や社会背景は異なりますが,共通する特徴が多くあります。本書は,パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグ(OD)との比較やデモンストレーションから,これらの共通点/相違点や実践例を提示したものです。 また,筆者たちがそれぞれに行ってきた実践事例をまとめ,パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグの2つを架橋し,心理支援のあり方に一石を投じるものになるでしょう。 心理や福祉,教育,医療などに携わる多くの支援者に読んでもらいたい1冊です。 目 次 第1部 理論編 第1章 パーソンセンタード・アプローチとは何か──7つのエッセンス 第2章 自分自身になるコミュニティ──福岡人間関係研究会の活動を中心に 第3章 パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグの出会い──対話の本質とは何か 第4章 PCAとOD・ADの共通点──対話実践の新たな展開 第5章 フィンランドでのダイアローグ研修──現地スタッフとの対話から私たちは何を体験し考えたのか 第2部 実践編 第6章 動画で見るPCAGIPの実際──新しい事例検討法ピカジップ(PCAGIP)の開発と展望 第7章 PCAGIPの事例──スタッフの個性の尊重とチームの希望との狭間で 第8章 事例提供者の体験から──第9章 参加者にとってのPICAGIP体験【座談会】 第10章 動画で見るアンティシペーション・ダイアローグの実際──PCAGIPとADが大事にしている5つの視点 第11章 アンティシペーション・ダイアローグの実際──不登校傾向の高校生とのネットワーク・ミーティング(ロールプレイ) 第3部 新しいコミュニティ創造の試み 第12章 ドリームプロジェクト──「ドリプロ」は誰にでも創れる 第13章 幸せな働き方・生き方の創造 第14章 「時限的コミュニティ(第四空間)」を生きる──スペイン巡礼・四国遍路やマラソン応援の経験を通して 第15章 沖縄での新しいエンカウンター・グループ──リビング・グループに向かって 第16章 自分の持ち味を活かした人生を希望をもって歩む──キャリア・ライフプランニングにおけるアンティシぺーション・ダイアローグの活用 第17章 「わたしたちの自由音楽会」──一人ひとりが自分なりに音を楽しめるパーソンセンタード・コミュニティ 第18章 強みを活かす──産業組織におけるパーソンセンタード・アプローチ 第19章 自分の経験を言語化する──親がいなくなる経験の言語化と展開 第20章 沖縄戦を生きぬいた人びとの対話──世界が「平和」であるために 編著者略歴 本山智敬(もとやま・とものり) 大分県生まれ,福岡大学人文学部教授。修士(人間環境学)。公認心理師・臨床心理士。 主な著書:『ロジャーズの中核三条件 一致 カウンセリングの本質を考える1』(編著,創元社,2015),『私とパーソンセンタード・アプローチ』(分担執筆,新曜社,2019),『エンカウンター・グループの新展開 自己理解を深め他者とつながるパーソンセンタード・アプローチ』(編著,木立の文庫,2020)ほか 永野浩二(ながの・こうじ) 福岡県生まれ,追手門学院大学心理学部教授,修士(教育学)。臨床心理士,公認心理師。 主な著書:『パーソンセンタード・アプローチの挑戦 現代を生きるエンカウンターの実際』(共著,創元社,2011年),『ロジャーズの中核三条件 共感的理解 カウンセリングの本質を考える3』(共著,創元社,2015),『フォーカシング健康法 こころとからだが喜ぶ創作ワーク集』(共著,誠信書房,2015)ほか 村山正治(むらやま・しょうじ) 東京都生まれ,京都大学大学院教育学研究科博士課程修了,博士(教育学)。ロジャーズ研究所(CSP)留学,九州大学教育学部長,学校臨床心理士WG代表を歴任。九州大学名誉教授,東亜大学名誉教授。臨床心理士。 主な著書:『ロジャーズをめぐって』(単著,金剛出版,2005),『スクールカウンセリングの新しいパラダイム』(単著,遠見書房,2020),『どこへ行こうか,心理療法』(共著,創元社,2022),『私のカウンセラー修行』(単著,誠信書房,2023)ほか

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