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(山口智子編)喪失のこころと支援──悲嘆のナラティヴとレジリエンス

2,860円

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A5判並製 横書き 150ページ ISBN978-4-86616-159-4 C3011 本体2,600円(+税) 税込み2,860円 2023年1月刊行 山口智子(やまぐち・さとこ)広島県尾道市生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科発達臨床学専攻博士課程単位取得満期退学。現在,日本福祉大学教育・心理学部心理学科教授。博士(教育学)。臨床心理士・公認心理師。 言葉にできない/ならない哀しみとトラウマの物語を聴く── 想像を絶する困難な「喪失」を経験した人のナラティヴをいかにして聴くことができるのでしょうか。そもそも,語ることさえ困難な「喪失」を経験した人を「支援」することは可能なのでしょうか──。 本書は,「喪失と回復」の単線的な物語からこぼれ落ちる,「喪失」の多様な様相に,母子,児童,障害,生活困窮,高齢者,犯罪被害者,HIV/AIDS,ハンセン病,原爆被害など多様なケースを通して迫ります。偏見・差別など社会・歴史・文化的な文脈を踏まえながら,「喪失」のナラティヴについて深く,丁寧に考え抜くための一冊です。 詳細は弊社ホームページへ http://tomishobo.com/ca159.html 第1章 喪失の多様性と語り 山口智子 第2章 人生早期の出会いと別れ 永田雅子 第3章 児童虐待と社会的養護 坪井裕子 第4章 筋ジストロフィーという慢性難病を抱えること 井村 修 第5章 失業と生活困窮 山本智子 第6章 身体の病がもたらす中高年期の喪失体験とその支援 中原睦美 第7章 犯罪被害者のこころと支援 西脇喜恵子 第8章 HIV/AIDSと未知なるものへの不安と喪失 小林 茂 第9章 尊厳をめぐる傷つきの語り 徳田治子 第10章 原爆を「生き延びる」ということ 南 博文 第11章 喪失と音楽 松本佳久子 第12章 喪失の心と心理臨床 浅井真奈美 第13章 喪失体験への身体的アプローチ 西村もゆ子 執筆者 第1章 山口智子(やまぐち・さとこ)日本福祉大学教育・心理学部心理学科 第2章 永田雅子(ながた・まさこ)名古屋大学 心の発達支援研究実践センター 第3章 坪井裕子(つぼい・ひろこ)名古屋市立大学大学院人間文化研究科 第4章 井村 修(いむら・おさむ)奈良大学社会学部心理学科 第5章 山本智子(やまもと・ともこ)近畿大学教職教育部 第6章 中原睦美(なかはら・むつみ)鹿児島大学大学院臨床心理学研究科 第7章 西脇喜恵子(にしわき・きえこ)東京有明医療大学学生総合支援室 第8章 小林 茂(こばやし・しげる)札幌学院大学心理学部臨床心理学科 第9章 徳田治子(とくだ・はるこ)高千穂大学人間科学部 第10章 南 博文(みなみ・ひろふみ)立命館大学OIC総合研究機構 第11章 松本佳久子(まつもと・かくこ)武庫川女子大学音楽学部応用音楽学科 第12章 浅井真奈美(あさい・まなみ)小泉心理相談室 第13章 西村もゆ子(にしむら・もゆこ)Center for HEART/HEARTカウンセリングセンター

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