
本体価格2,600円+税
編者:大山泰宏(おおやまやすひろ)
序章 心理学的支援とは何か
大山泰宏
第1部 心理療法
第1章 心理療法とカウンセリングの発想と歴史
大山泰宏
第2章 心理療法の特徴と適用範囲
松下姫歌
第3章 力動的理解にもとづく心理療法
妙木浩之
第4章 関係性の理解にもとづく心理療法
八巻 秀
第5章 状況と行動の理解にもとづく心理療法
越川房子
第2部 コミュニティの中での心理的支援
第6章 コミュニティでの心理学的支援の概観
高畠克子
第7章 福祉の中での心理学的支援
村松健司
第8章 教育の中での心理学的支援──学校教育の資源を生かす教師との協働
伊藤亜矢子
第9章 コンサルテーション
箕口雅博
第10章 心の健康教育と予防教育
葛西真記子
第3部 心理学的支援の実際
第11章 心理学的支援におけるコミュニケーション
杉原保史
第12章 個人支援とコミュニティ支援の橋渡し
香川 克
第13章 危機への心理学的支援
窪田由紀
第14章 災害後のこころの変化とその支援
髙橋 哲
第15章 心理学的支援とスーパービジョン
平木典子
心理療法,カウンセリングなどの臨床心理的支援アプローチの核心と実際をまとめたすぐれた1冊
心理学的支援は,単に決まり切った知識を現場へ応用するようなものではありません。現場での実践を通して探究され模索されていくという一面をもっています。常に,クライエント・対象者が,その先にいるからです。心理学的支援についてたしかに座学で学ぶことはできますが,それが実際にできるようになり熟達していくには,支援をおこなうという実践が不可欠です。本書は,その実践への入口の道標となる事柄を包括的に解説することを意図して編まれました。(本書「はじめに」より抜粋)
ISBN978-4-86616-065-8 C3011
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