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A5判並製 横書き 208ページ
ISBN978-4-86616-166-2 C3011
本体2,000円(+税) 税込み2,200円
2023年3月刊行
編者略歴
野島 一彦(のじま・かずひこ)
1947年,熊本県生まれ。
九州大学名誉教授,跡見学園女子大学名誉教授,臨床心理士,公認心理師。
1975年,九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学,1998年,博士(教育心理学)。
1975年より九州大学教育学部助手,久留米信愛女学院短期大学助教授,福岡大学人文学部教授,九州大学大学院人間環境学研究院教授,跡見学園女子大学心理学部教授,跡見学園女子大学名誉教授。
主な著書:『エンカウンター・グループのファシリテーション』(ナカニシヤ出版,2000),『心理臨床のフロンティア』(監修,創元社,2012),『ロジャーズの中核三条件〈共感的理解〉』(監修,創元社,2015),『公認心理師入門─知識と技術』(編集,日本評論社,2017年),『臨床心理学中事典』(監修,遠見書房,2022年)ほか
公認心理師に必要な知識のベースとなる1冊!
最新情報に更新し第2版へ
このシリーズは国家資格「公認心理師」の大学等の養成用のテキストシリーズです。このシリーズの1巻にあたる本書は,監修者の1人である野島先生(九大名誉教授)の編集による1冊。職責は,公認心理師の倫理からアイデンティにかかわるもので,日常の臨床業務から法的問題,自身の臨床センスの向上,生涯学習と幅の広いテーマです。医療保健,福祉,教育,産業,司法の領域別に歴史的な意義と公認心理師のありようをまとめました。
刊行から5年がたち,情報を更新して,第2版に改訂。より現場感覚,未来志向にそったテキストとなっています。
詳細は弊社ホームページへ
https://tomishobo.com/ca166.html
目 次
1章 公認心理師の役割 ◆ (跡見学園女子大学)野島一彦
2章 公認心理師の法的義務・倫理 ◆ (帝京大学)元永拓郎
3章 クライエント/患者らの安全の確保のために──心理に関する支援を要する者等の安全の確保 ◆ (聖徳大学)山口豊一
4章 情報の適切な取り扱いについて──守秘義務・プライバシー・連携 ◆ (明治学院大学)金沢吉展
5章 保健医療分野における公認心理師の具体的な業務 ◆ (埼玉メディカルセンター)花村温子
6章 福祉分野における公認心理師の具体的な業務 ◆ (心理支援オフィス緑蔭舎)高橋幸市
7章 教育分野における公認心理師の具体的な業務 ◆ (九州大学)増田健太郎
8章 司法・犯罪分野における公認心理師の具体的な業務 ◆ (福島大学)生島 浩
9章 産業・労働分野における公認心理師の具体的な業務 ◆ (東京カウンセリングセンター)菅野泰蔵
10章 支援者としての自己課題発見・解決能力 ◆ (文教大学)小林孝雄
11章 生涯学習への準備 ◆ (跡見学園女子大学)板東充彦
12章 多職種連携と地域連携 ◆ (青山学院大学)小俣和義
13章 公認心理師の今後の展開 ◆ (立正大学,2023年4月から環境とこころとからだの研究所)宮崎 昭
コラム 公認心理師関連機関・団体について ◆ 野島一彦
コラム 公認心理師の現場から/医療 ◆ (ココロの窓口)土田 純
コラム 公認心理師の現場から/福祉 ◆ (福岡県宗像児童相談所)三塩新人
コラム 公認心理師の現場から/教育 ◆ (スクールカウンセラー,福岡県派遣HIVカウンセラー)クアモト美穂
コラム 公認心理師の現場から/司法 ◆ (宇都宮少年鑑別所)岩﨑陽子
コラム 公認心理師の現場から/産業 ◆ (MIURAマネジメントサポートオフィス)三浦由美子
その他のアイテム
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- (土居健郎・小倉 清著)『治療者としてのあり方をめぐって──土居健郎が語る心の臨床家像』
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- (竹田伸也著)『心理学者に聞く みんなが笑顔になる認知症の話──正しい知識から予防・対応まで』
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- (ひぐちあずさ 著 /おがわまな 絵)どうして?──あたらしいおうちにいくまでのおはなし
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- (長谷川啓三・佐藤宏平・花田里欧子 編)『事例で学ぶ 生徒指導・進路指導・教育相談 中学校・高等学校編 [第4版]』
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- (東 豊 著/見那ミノル 画)『マンガで学ぶセルフ・カウンセリング まわせP循環!』
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- (村瀬嘉代子監修/東京学校臨床心理研究会編)『学校が求めるスクールカウンセラー 改訂版──アセスメントとコンサルテーションを中心に』
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